オープンソースに参加しようとした時に感じた GitHub の良さ。
どうも!
前回書いた、CloudSearch を触ったついでに Apache ManifoldCF に CloudSearch 用のモジュールを思い立って追加してみようと思って四苦八苦しています。*1
関連:祝!日本語対応 Amazon CloudSearch をさわってみた。 - よしだのブログ
せっかくなので、OSSを使わせてもらっているばっかりでなく、コントリビュートしようと思いたち、流行りの GitHub を遅ればせながら触っています。さらっと触ってみて、これはOSS初心者にはとても優しいしくみになっているなと、感激したのでエントリを起こしました。
fork することで、気持ちを楽にいじり倒せる
まず、fork をすることで、何をやっても他人に迷惑をかけることがない、という心理的な安心感が得られます。最悪ファイルを消して push しても、自分が困るだけで全く問題ありません。pull request を間違えて押したとしても、きっとリジェクトしてもらえる。なので、とても気軽にいじることができます。初心者にとってこれはとても重要だと思います。
SVN でも、もちろん anonymous だからコミットはできません。が、「だろう」ということはわかっていても、「だろう」だからコミットできてしまうかもしれないと感じます。当然、実験するわけにもいかないですし。特に、IDEでSVN含めコントロールしていると、なんとなく不安を感じ続けるわけです。慣れてしまえばなんともないと思いますが。
いちいちメーリスに投稿したり、JIRA にチケットを作成する必要がない。
GitHub は、ソースを書いて pull request 以上。とても気軽です。 一方で、Apache のやり方は、初心者にはハードルが高いと思います。メーリングリストに投げ込む、JIRA にチケットを書く、ということが英語苦手な私にはとても気が重い。マナーとかハードル高すぎてとても手が出ません。コードは書いたけど、この辺りが面倒でローカルに寝ているコードも多いのでは無いかと思います。
もちろん、最終的にはコミュニケーションをとれることは必須なんだけれども、GitHub ではマストではないので、初心者へのハードルをとても下げてくれると感じました。
参考:HowToContribute - Apache Connectors Framework - Apache Software Foundation
モチベーションが上がるUIと可視化
何よりUIがカッコイイ。そして、自分が何をしているか共有できる。ブログのバッチの設置も簡単だし、触りたくなる。
収入というモチベーションや強制力がないOSSの活動において、カッコイイことと、貢献が可視化されることはとても重要だと感じました。
まとめ
まー、流行るよね(笑)
*1:CloudSearchには、クローラがないのでさくっと作ろうかと思ったのですが、苦戦してます。