よしだのブログ

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オバマ大統領の”プログラミング”発言について

読んだー。和訳です。

米大統領「全ての人よ、プログラミングを!」 | Life is Tech!(ライフイズテック)

 

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一体、アメリカの大統領がわざわざ何を言いたいんだろうなというのが正直な個人的な感想。どこを向いてしゃべっているんだろうか?アメリカのIT業界がインド人ばっかりになって、その割に、失業率が高止まりしていることに対してのアクションではないかと想像しちゃう。

 

 

個人的な意見としては、プログラミングは、まあ飯が食えるようになる程度には、スキルとしては重要だけれども、正直、数学などの学校で教えられている基礎的な科目ほど重要ではないと私は思う。まあ、そもそもが、基礎的な科目のようなレベルの時間のさき方をしろ、なんて誰も言っていないが。読み書き算盤を徹底的に鍛えるほうが100倍重要だと思う。

 

もちろん、特別授業や選択科目などで教えるのはありだと思う。が、程度の話であり、取捨選択の話であって、数学や理科などの主要な科目と肩を並べる程度ではどう考えても無いでしょう。。。

 

 

「コーディング教育など無用だ」。そう主張する人に伝えたいこと | TechCrunch Japan

 

こっちの記事も関連してはてブされているみたい。このテッククランチの記事は、非教育論者に対して反論になっているようで、全くなっていない。プログラミングが出来る人間が書いている記事とは思えない。ざっと羅列で反論する。(ちなみに、原文は読んでいない。)

 

1.なぜプログラミングを覚えることがいいのか、全く主張がない。

2.コンピューターサイエンスの話とプログラミングの話がごっちゃになっている。

3.例えが悪すぎる。車のエンジンの仕組みなんてほとんど誰も覚えちゃいない。

4.コンピューターを教育で使うこととごっちゃになっている。

 

 

そもそもプログラミングで、ものを作るにあたって大事なのは、自分が何を作りたいか、それをどういう風に実現・設計するか考える抽象的思考、特にプロを目指すのであれば、それをどうやって人に伝えるかといったコミュニケーション能力などであり、プログラミングそのものは、二の次でいい。プログラミングって、そもそも、コンピューターにどう動いて欲しいか「書く」技術だから。

 

プログラミングなんて就職してからでも覚えようと思えば、覚えられる。大事な時期に何年もかけて覚えこませるほどのもんじゃ無いだろう。。そもそも、プログラミングが今後ずーっとスキルとして価値があるものであり続けるかはわからないし。外国へ、どんどんアウトソーシングされており、単価はどんどん下がっていっているのに。。

 

日本はどうか踊らされずに、よくよく考えてほしいなと思いました。