Pull Request 後の顛末
どうも!間が開いてしまいました。
前回の記事、Apache ManifoldCF の Amazon CloudSearch 用コネクター書いた! - よしだのブログ で、人生初のプルリクを投げましたが、その後の続きを書いてみようと思います。今後、Apache 系の OSS に参加、コントリビュートしてみようと思っている人には参考になるかもしれません。
放置される PullRequest !!!
PullRequest を投げて3日は耐え偲びました。きっと、プロジェクトのメンバーの皆さん、リリース直前だから忙しいんだろうなーと思い、大人の気遣いを見せてメーリングリストの様子を見ていました。が、 全く反応がない!!(笑) いやー、そんなバカな。と思い、重い腰を上げ、苦手な英語でメーリングリストに投げ込んだところ、即反応があり・・・コメントや反響を頂いたのでした。
そもそも、プルリクエストしてみよう!と思ったのは、下記のブログ記事を読んで、GitHub と連動しているっぽいから、プルリクエストでも大丈夫だろうと思ったからでした。が、実際に開発者向けのメーリングリストを眺めていましたが、プルリクエストの通知なんて来ませんでした。オィ!
Improved integration between Apache and GitHub : Apache Infrastructure Team
GitHubはミラー
後になってわかったことですが、Apache においては、GitHub をただのミラーとしてのみ扱っているプロジェクトがほとんどのようです。 私がプルリクエストを投げた、Apache ManifoldCF については、これまで通り JIRA が主体で、GitHub でのプルリクエストは全く見ていませんでした。結局、メーリングリストに投稿→JIRAにチケット作成→パッチの提供、という通常のワークフローで作業しています。
プロジェクトのコントリビュートの手順に従うべし(当たり前)
タイトルが全てなのですが、プロジェクト、もしくはプロダクトによってコントリビュートの手順がドキュメントにより提示されています。基本的には、Apache 関連については、ほぼ同じようで、メーリングリストに投稿→JIRAにチケット作成→パッチの提供、という方式になっている模様です。ただし、いずれにせよ、プロジェクトによって大なり小なりやり方が異なるのは確かなので、プロジェクトのドキュメントに従うようにするのが吉かと思います。私のようにチャレンジング*1なことをすると、無駄な作業になります(笑)
HowToContribute - Apache Connectors Framework - Apache Software Foundation
ちなみに
こちらが JIRA のチケット。本家の svn にブランチを切ってもらって、触って頂いています!やりとりが楽しい!
[CONNECTORS-916] Amazon CloudSearch output connector - ASF JIRA https://issues.apache.org/jira/browse/CONNECTORS-916
*1:無謀